占いの「悪い結果」だけが頭から離れない理由

いい結果も出ているのに不安になるとき、占いとのちょうどいい距離を考える

恋愛占いの悪い結果を見て考え込む女性

「今後すれ違いが増えて、別れにつながる可能性もあります」

占い師に言われたその一言だけが、頭から離れない。

いい結果だけを信じたいけど、悪い結果が頭に何度もよぎって不安になっちゃうんです…。

読者
相談員の真由さん

実は、占いの悪い結果がいつまでも気になってしまうのには、れっきとした理由があるんです!

今回は、悪い占い結果がなぜいつまでも頭から離れない理由と、占いを怖い未来の予告ではなく、ポジティブな材料として受け取る方法を一緒に見ていきましょう!

なぜ?いい結果もあったのに「悪い結果」だけ気になる理由

「結婚の可能性があります」と言われたことよりも、「一度大きな危機があります」と言われたことがずっと気になってしまう…。

恋愛は、自分だけでは答えを出せないことが多いだけに、占いで悪い結果を告げられると、いつまでも頭から離れないことってありますよね。

相手が本当はどう思ってるのかなとか、このまま付き合っていて大丈夫なのかなとか…って、次々に不安になってきちゃうんですよね。

読者

でも、安心してください。

心理学の研究では、人はポジティブな情報よりもネガティブな情報へ注意を向けたり、判断に使ったりしやすい傾向があることが報告されています。(参考:Vaish, Grossmann & Woodward, 2008)

つまり、占いでいいことを5つ、悪いことを1つ言われた場合、その悪いこと1つだけが妙に頭に残ってしまうのは、人間の心理上ごく当たり前のことなのです。

相談員の真由さん

まず知っておきたいのは、「頭から離れない=当たる」は全く別物だということです!

悪い結果を告げられた時、頭の中で何が起きてる?

夜、自宅でスマートフォンの占い結果を見返しながら考え込む30代女性

たとえば、占いで

「これから彼の気持ちが離れる時期が来るかもしれません」

と言われたとします。

その後、彼から5時間返信が来なかった。
起きている事実は、それだけ
なのに、頭の中では、次から次に不安の種が生み出されていきます。

  1. 悪い結果を知る
  2. 不安になる
  3. 悪い兆候を探す
  4. 小さな出来事が気になる
  5. 「占い通りかも」と感じる
  6. さらに不安になる

実際に、相手の態度や気持ちが変わっている場合もあるかもしれません。

しかし、大切なのは、占いが当たっているかどうかを先に決めるのではなく、「実際に何が起きている?」へ一度戻ること。

心理学でも、人は「一度ある予想を持つと、それと一致する情報へ目が向きやすくなる」といった研究結果があります。(参考:Kaanders et al., 2022)

占いで言われたこと・実際に起きたこと・そこから自分が想像したこと。
これらが頭の中でひとつにつながると、まだ起きていない未来まで「もう始まっている事実」のように感じやすくなってしまうんです。

相談員の真由さん

これが、占いで悪い結果を告げられた時に、ずっと頭から離れずいつまでも気になってしまう理由です!

占いと現実を分けると、不安の正体が見えやすくなる

占いと程よい距離感を保つためには、「これはまだ予測」「これは現実」「ここは私の解釈」と分けて整理すると、結果を冷静に捉えられるようになります。

  • まだ起きていないことを、確定した未来として扱いにくくなる
  • 本当に起きている違和感は、占いとは別にきちんと見られる
  • 自分で変えられること、今できることが見えやすくなる

このように考えると「怖い未来」だけに引っぱられず、今の自分が判断できる余白を取り戻すことができます。

「占い・現実・解釈」の3つに分けてみる

占い師に悪い結果を告げられて怖くなったときは、頭の中にあるものを、まず3つに分けてみましょう!

1占いで言われたこと

「二人の間に距離ができる時期がある」

2現実で起きたこと

「昨日、LINEの返信がいつもより遅かった」

3そこから自分が考えたこと

「彼の気持ちが冷めているのかもしれない」

占いの結果と現実をノートに書き分けて整理する手元

この3つは、似ているようでまったく別のものです。

← 左右にスライドして見られます →

現実で起きたことそこから考えたこと
返信が5時間なかった気持ちが冷めた
今週は会えないと言われた別れの前兆かもしれない
電話がいつもより短かった占いが当たり始めている
デート中に少し沈黙した相性が悪いのかもしれない

彼は、仕事で忙しかっただけかもしれない。疲れていたのかもしれない。特に深い意味はない場合だってあります。

つまり「まだ分からない」ことは、無理に答えを決めず、“まだ分からない”まま残しておくのがベター。

確かに私、「占いで言われた」+「返信が遅かった」で、その先の未来まで決めちゃってたかも……。

読者

次に、占いの言葉そのものを4つに仕分ける

現実と解釈を分けたら、気になっている占い結果そのものを整理していきます。

まだ起きていない「未来の予測」

「半年以内に関係が変化する可能性があります」

占いでこんなことを言われると、不安になってしまいますよね。けれど、これは現時点ではまだ起きていないことです。

不安に思う気持ちと、今この瞬間の事実とは分けて考えます。

今を見るための「注意点」

「コミュニケーション不足に気をつけて」

「その通りにしなければ悪い未来になる」と怖がるより、「最近ちゃんと話せているかな?」「私はどうしたいんだろう?」と、今の関係を振り返る材料として使えます。

自分で変えられること

「素直に気持ちを伝えてみて」

これは、自分自身が選べる行動です。

伝えるのか、少し様子を見るのか。どれを選ぶかは、自分で決められます。

自分だけでは変えられないこと

相手の気持ち。
相手が別れを選ぶかどうか。
相手がどんな行動をするか。

ここは、自分だけでは決められません。だからこそ、まだ分からない未来まで自分一人で背負わなくていいのです。
相談員の真由さん

占い結果を「当たる・外れる」の二択で判断せずに、「その言葉を、どう受け止めて、どう行動するか」の判断材料だと捉えてみましょう!

実際に「悪い占いが当たらなかった人」はこんなに!

「でも、本当に悪い結果って外れることもあるの?」

と気になりますよね。

恋愛占いを経験した女性501人を対象にしたネット調査では、「恋愛占いで当たったことがある」と回答した人が58.7%だった一方、41.3%は「当たったことがない」と回答しています。

41.3%

恋愛占い経験者501人のうち、「恋愛占いで当たったことがない」と回答した割合。

ウェブスターマーケティング株式会社/LoveMA!「恋愛占いに関する意識調査」(2022年4月27日〜5月10日、インターネットによる任意回答)

この調査には、悪い結果がその通りにならなかった体験も寄せられています。

  • 「別れる」と言われたものの、その後も交際が続いた人
  • 「今付き合っている彼とは結婚できない」と言われたものの、その相手と結婚し、現在も仲良く暮らしている人
悪い占いが当たらず、二人で歩く30代の男女

この調査結果から一つだけ言えることは、占いで言われた未来とは違う現実を歩んだ人も、実際にいるということです。

「別れる」って言われても、絶対にそうなるわけじゃないんだ…!
ちょっとだけ安心できました♪

読者

占いを「答え合わせ」にしないための3つのマイルール

悪い結果を聞いたあと、不安を消したいがために別の占いの結果が気になることもありますよね。

でも、結果を増やすほどはっきり不安が解消するとは限りません。違うことを言われれば、今度は「どっちが本当?」という新しい迷いが増えることも。

そこで、次に占いを使うときは「自分の考えを整理する」ためのマイルールを持っておくのがおすすめです。

占いに振り回されないための3つのマイルールを紹介する真由さん
RULE 1

不安の勢いで、別の占いをすぐ重ねない

「違う結果が出れば安心できるかも」と思っても、まずは一度ストップ!

新しい結果を増やす前に、今回の言葉の何がいちばん怖かったのかだけを確認してみましょう。
怖さの正体が「別れ」なのか、「嫌われること」なのか、「自分ではどうにもできないこと」なのかで、向き合うテーマは変わるためです。
RULE 2

「予言」を、自分に向けた「問い」に言い換える

たとえば、

「二人に距離ができる」
と言われたら、「私は最近、どんなときに寂しさを感じているんだろう?」

「コミュニケーション不足に注意」
と言われたら、「伝えたいのに飲み込んでいることはあるかな?」

このように、占い結果を未来を当てる言葉から、自分の考え方や行動を振り返る問いへ変えると、占いの結果に振り回されずに済みます。
RULE 3

占いのあとに「自分で決めたこと」を1つ残す

大きな決断でなくても構いません。
連絡してみる。今日は何もしない。次に会ったときに話してみる。行動してみるのかしないのかは自分自身で決めることが大切です。

占いのあとに、自分で選んだことが1つさえ残れば、未来の主導権をすべて占い結果に渡さずに済みます。

占いで「正解」をもらうというより、自分の答え方や行動を振り返るきっかけにすればいいんですね!

読者

まとめ|信じる・信じないは自分で決めていい

占いのいい結果に勇気をもらう日もあれば、思いがけない言葉から自分の気持ちに気づく日もあります。

この記事で覚えておきたいのは、次の3つです。

  • 悪い結果が強く残りやすいことには、心理的な理由がある
  • 占いの言葉は、現実と切り分けて「使える部分」だけ受け取っていい
  • 占いとは違う未来を歩んだ人もいる。最後に選ぶのは自分自身
相談員の真由さん

最終的にどうしていきたいのか決めるのはあなた自身です。
占いの言葉を大切にしてもいいし、自分の未来を全部その言葉に預けなくてもいいんです。

「この結果より、目の前の相手との関係を信じたい」と思ってもいいし、後から、受け取り方を変えたって構いません。

これから自分が選ぶ行動も、相手とのやり取りも、まだ続いていきます。これからの関係は、まだ途中なのです。

悪い結果を「怖い未来を待つための言葉」にするのではなく、「私はこれから、どんな関係をつくっていきたい?」と考えるきっかけにしてみてください。

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